千葉県に所在する我孫子駅のホームに
弥生軒という立ち食いそば屋があります。
かつて山下清画伯も
この店で働いていたことがあるらしく
かなり歴史のある店です。
今から10年ほど前
我孫子の会社に務めていた私は
よくこの弥生軒に通いました。
ここのそばはソフト麺のように柔らかく
他では味わえない食感の麺に
濃いめの出汁がナミナミと
どんぶりいっぱいに注がれて出てきます。
私がよく食べていたのは
天玉そばで
かき揚げに生卵を落としたものです。
濃いめの出汁と生卵がほどよくブレンドされたところに
黄金色のかき揚げがしっとりと湿り気を帯びて存在感を増し
あっという間に一滴も残さず完食できる至高の味です。
これで当時360円だったと記憶しています。
ただ弥生軒の本当の名物は
唐揚げそばであり
その迫力たるや
食した者にしかわからないものです。
信じられないような大きさの唐揚げがそばに乗っており
唐揚げだけでお腹一杯になるのですが
弥生軒の券売機には
「唐揚げ(2個)そば」というボタンがあり
それがたしか440円だったと思います。
当然、多くの男性客は
ためらうことなく、このボタンを押すことになります。
最近知ったのですが
鉄道ファンなどの間では
弥生軒で唐揚げそばを食べることを
「鳥になる」と表現するそうです。
先日、久し振りに仕事で我孫子に行く機会があり
当然、昼食を弥生軒でとったのですが
思い出の天玉そばと悩んだ末に
私もその日、鳥になりました。
地震から半年が経ちました。
あたらめて
ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げますとともに
被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。
今回の震災は
地震、津波による甚大な被害とともに
原発、放射能という
非常に深刻な問題を残しました。
被災者の方々に対して
恒久的な復興支援を続けていくことは当然のこととして
これからも多数出てくるであろう
放射能によるすべての被害者の方々への早急な支援を
日本人全員が我が身の上として考え
実行し続けていかなくてはなりません。
昨日は台風の中
台東区内で年6回ほど
社会福祉協議会、地域包括センター、リーガルサポートによって
開催される成年後見相談会でした。
ドシャ降りと晴れ間を繰り返す
不安定な天気の中
浅草かっぱ橋道具街のはずれにある会場に
たくさんの相談者の方がみえられました。
この相談会は通常
一組の相談者の方につき
二人の司法書士と一人の包括の方で
対応しています。
なので
相談者の方のお話を伺って
自分が考えもしなかったアドバイスをしていただく場合も多々あり
ものすごく勉強になります。
立場上
どうしても法律、制度ありきに考えてしまいますが
それらは相談者の方の思いとは
かけ離れている場合がよくあります。
その差を
シンプルでわかりやすい言葉に
置き換えて
納得していただくことは
非常に難しい作業だと毎回実感します。
とにかく
わざわざ足を運んで
相談に来ていただいたからには
心の重荷を
ほんの少しでも
軽くして帰っていただくのが
私たちの何よりの使命です。
11月にはリーガルサポート主催の
全国一斉相談会もありますので
是非ご利用下さい。
(詳細は後日こちらでご案内します)
日本最古にして最高の長編小説と謳われる
『源氏物語』について
私はまともに原文で読んだこともなく
色々な人の現代語訳や資料などを
つまみ食いしてきた程度の知識しかありません。
かの物語とは
昔からその位の付き合いしか
したことがありませんでしたが
それでも
その登場人物の中で
とても心惹かれ
ずっと記憶の片隅に残っていた姫君がいました。
紫上です。
ご存じのように
彼女は藤壺の代わりのような形で
年若く源氏に略奪され
事実上の正室として
生涯、彼のそばに寄り添うことになります。
しかし
源氏は相変わらず遊びまくり
紫上は失意の中この世を去ります。
そして源氏は初めて
ずっと自分が求めてきた女性(藤壺)の
代わりだと思っていた彼女こそ
自分がただ一人愛した女性だったと悟ります。
この切ない紫上の人生と
彼女の事を記したからこそ
紫式部という名前になったというエピソードなどを知り
私の中で紫上は
ずっと気になる存在として魅せられていました。
最近偶然に源氏物語に関する本を手にすることがあり
紫上の生涯を改めて読んでみたい気持ちになりました。
せめて「若紫」の巻くらいは
原文で読めるくらいの集中力と忍耐力がほしいものです。